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2012.10.31

SIGMA DP1 Merrill との最初の10日間

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3年半ほど使ってきたRicoh GR digital IIの調子がこのところ悪く、スイッチオンで直に使えないことが多い。そこで後継機をと思ったときに浮かんだのが、以前から気になっていたFOVEONセンサー搭載の新型機 SIGMA DP1 Merrill。10日程使ってみた時点での感想。

一般的なコンパクトデジカメよりやや大ぶりの地味なボディに1眼レフ高級機と同等もしくはそれ以上のセンサーをぶち込んでいる。レンズは専用設計の広角単焦点。しょぼい動画機能がある以外は、ズーム、手ぶれ補正、顔認識、GPS、WiFiなどという最近のデジカメにてんこ盛りされている「便利な」機能はない。この写真を撮るだけの機能しかないというストイックさが好ましい。ただ、三脚使用時のことを考慮してリモートレリーズオプションで用意して欲しかった。

操作感は上々。ボタンやダイヤルの配置、モード切替やメニューの構成もわかりやすい。AFの合焦速度もGRD2からの乗換えだからかもしれないが、それ程遅いとも思わない。遅いのはメモリーへのデータ書き込み。Rawで撮るとClass10のSDHCカードでも結構待たされる。これはデータ量からいうと仕方ない。ファイルのサイズがJPEGで6〜8MB、RAWだと40〜50MBもある。4GBメモリーカードだとあっという間に満杯。この調子だと母艦のiMac (Core2Duo 2.8GHz) のCPUパワーとHD容量も心許ない。

4600万画素のFOVEON X3センサーはツボにはまると文句なしにすばらしい。ある画像の空の部分に小さく埃みたいなのが写っていて「やれやれ買ったばかりなのにゴミ入りかよ」とピクセル等倍に拡大してみると、トンビがちゃんとトンビの形に写っていた。ただし、ツボにはめるためにはそれなりに撮影条件や被写体を選ぶようだ。高性能のセンサー搭載の代償として電池の消耗は激しい。まめにスイッチを切る使い方でも充電池1個で撮れるのは100枚くらい。これまで使って来たGRD2なんていつ充電したか忘れるくらいだったのに。

このカメラを自動車に例えるなら、やや大きめのコンパクトカーにレーシングカーのエンジンを詰め込んだWRCのラリーカー、ランチア・デルタHFインテグラレーやスバル・インプレッサWRXといった感じ。これはちょっと誉めすぎかな。


Sdim0007rs
全体を1080x720にリサイズ(クリックで拡大)

Sdim0007p
左側の岩の部分をピクセル等倍で切り出し(クリックで拡大)

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