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2012.01.14

第6のF

P1010610s

うちでは今でも作品制作はフィルムカメラなのである。そういう訳でしばらく前からNikon F6が気になるも、うちには義父の形見のF100があるからと気持ちを抑えてきた。確かにF100でもこれといった不満はない。ところが、年明け早々熊本に行った時、街を撮ろうと午前中から歩くこと数時間。ふと気付くとさっきまで使っていた愛用のZeiss Ikon + C Biogon 21mmf4.5 + Zeiss Viewfinderを持っていない。そうか、数分程前に休憩をと座ったあのベンチだと閃き、急ぎ戻ってみると、ベンチの上にちょこんとカメラが待っていた。その場にへなへなと座り込み、冷や汗を絞ったのだった。しかし、ものは考えよう。これら一式を買い直すことになっていれば結構な出費だったのだ。そう考えると、財布の紐が緩み、数日後、某所で思わずぽちっとやらかした。かようにカメラが増えるには理由が要る。

Nikon F6はデジのDシリーズが実質上ニコンのフラッグシップ機になった後に登場した。また、F〜F5の一桁機の伝統であるファインダー交換ができなくなったこともあって、F5ではなくF100の後継機だろうと揶揄されることがあった。しかし、僕はしばらく使ってみて、やはりニコンのF一桁機を名乗るだけのことはあると感じている。MFレンズを登録して評価測光が使えるようになったり、AFのフレームが増えたり、コマ間に情報を焼き込めたりという便利機能もさることながら、何よりシャッターのタイムラグやブラックアウトの短さという基本性能が優れており、使っていて気持ちいい。ただ一つの心配事はこれまでお気に入りだったF100の出番が少なくなってしまいそうなことなのだ。

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