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2011.05.22

黄砂に煙る蓋井島

018h02as

偏狭な潔癖主義のためか、日本では少なくとも自己の周囲にリスク自体が全く存在しない世界を求める傾向が強い。しかし、現代においては、たとえ人里離れた場所で自給自足の生活を送るのだとしても、リスクから完全に逃れることは不可能となってしまった。リスクを構成する要素を理解した上で、それが可及的に害をなさないようにコントロールしていくことが、現代社会における理性的な生き方なのだろう。リスクに対して敏感すぎても鈍感すぎても、今の世では生きにくい。まさに漱石の「草枕」の冒頭部「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ」が切実に感じられる今日この頃。

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Hasselblad 500c / C Planar 80mm f2.8 / Kodak Tri-X

本州最西端、毘沙の鼻から。すぐ近くにある蓋井島も黄砂のせいで微かに見えるのみ。

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