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2008.04.14

東山魁夷展@東京国立近代美術館

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土曜に会った知人から貰った招待券を握りしめ、東京国立近代美術館で開催中の東山魁夷展へ。雨とはいえ日曜でもあり結構な人出。

1Fのフロアーでは青緑がきれいだなぁとか、画題の付け方が絶妙だなとか、風景に比べると建物の絵は今ひとつ感じるものがないとか、これだけ数が集まると集中して観ることができないとかと罰当たりことを考えつつ途中は流してしまった。で、2Fへ。

照明を落とした部屋の中に踏み入れたところで鼻の奥がツンとした。唐招提寺で鑑真和上のために書かれた「濤声」と題された障壁画。目前に広がる青の洪水を観ていたらどういう訳か涙が出てきて止まらない。相当変な人だと思われたかも。絵を観て涙を流すなんて初めてのこと。涙腺の緩さはオレも歳を取ったということなのか。「濤声」は鑑真和上が苦難の末たどり着いた鹿児島・薩摩半島の秋目海岸をモチーフにしている。そして秋目は鹿児島に住んでいた頃、幾度となく訪れた場所。
いつかこの絵を唐招提寺で観てみたいものだと思う。


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コメント

誰でも風景から何らかの力を感じるのでしょうが、それを絵という形に昇華できる能力が羨ましい。ひょっとしてそれは時には苦しい作業なのかもしれないけど。

投稿: 伊勢板 | 2008.04.15 07:36


おばあが東京下町のはんこやさんに四角い名前のはんをつくっていただいたことがあって、そのはんこやさんが東山魁夷が大好きだったなあ。青い森と早朝の青の空気感をこちらで目撃すると
はんこやさんが東山魁夷が自然のなかのなにか
大きな力を感じられたヒトとして尊敬すると言っておられたのが
わかる気がしました。

投稿: DD | 2008.04.14 19:53

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