« 砂の城 | トップページ | 冒険者たち »

2007.09.24

小野小町の墓

R0013479ss
全国に小野小町ゆかりの地は28都道府県80ヶ所以上に及ぶそうで、山口県にも小町の墓と伝えられる場所が2ヶ所ある。ここは下関市川棚にある方。よく通る道に大きな標識があるので以前から気になっていたけど、いつも通り過ぎるだけで立ち寄ったのは初めて。

R0013478ss
小さな祠の中には銅鏡をはめ込んだ石が祀ってある。都から流れ流れて川棚の地に着いた小町は親切な地元民たちにも心を開かず、愛用の鏡を片時も離さずに衰えていく我が姿を嘆きながらこの地に果てたという言い伝えがあるそうだ。

祠の後ろにある巨石は支石墓(ドルメン)かもしれない。鹿児島の薩摩半島の南西部にそびえる野間岳の麓にある宮ノ山遺跡で見た支石墓に様子が似ている。支石墓とは、紀元前1500年頃に遼東半島付近で発生し、朝鮮半島を経て、日本には縄文時代最晩期から弥生初期の紀元前300年頃に伝わったとされる、巨石を組み合わせた墓の形式。ここの小町の墓にある巨石が支石墓かどうかは別としてこの場所は昔から何らかの形で聖地として祀られてきたのだろう。

山口県内には楊貴妃の墓と伝えられている場所もあるのだけど、そこの話はまたいつか。

|

« 砂の城 | トップページ | 冒険者たち »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15724/16552309

この記事へのトラックバック一覧です: 小野小町の墓:

« 砂の城 | トップページ | 冒険者たち »