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2006.09.26

曼珠沙華〜メメント・モリ

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一昨年の夏の猛暑の記憶を皆さんは未だお持ちだろうか?
僕はその頃、アメリカ東海岸のヴァージニア州リッチモンドで働いていた。その年、リッチモンドは記録的な冷夏で8月中旬ですら最高気温が20℃に達しないという日が続いた。9月上旬に10ヶ月振りに日本の地を踏んだ僕は残暑と言うにはあんまりな酷暑にノックアウトされた。息も絶え絶えに過ごした2週間の休暇も残り少なくなったとき、義父が倒れ、そのまま3日後には帰らぬ人となった。

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葬儀を終えた次の日の夕方、薄暮の下、自宅から義父の家までの道程を連れ合いと共に歩いた。途中、稲がたわわに稔る田圃の畔道に曼珠沙華が妖しくきれいだった。

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この話は2年前にも某所で書いたのだが、今年もまた曼珠沙華の季節がやってきて、義父のことを思い出している。

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Konica HexarRF/Leitz Summicron 35mm (2nd), Elmar 50mm f2.8+SOMKY/Fujifilm Superia X-tra

The name of the scarlet flowers above is "Manjyusyage" aka "Higanbana". The flowers are really beautiful but the names remind Japanese of smell of death. They bloom in the middle of September at the rim of rice fields. Two years ago, my father-in-law passed away unexpectedly when the flowers were at their best. So I recall the memory of him with the flowers.

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コメント

曼珠沙華って一種異様な花ですよね。曼珠沙華にしても別名の彼岸花にしてもどちらも死と結びついているし。
義父も写真が趣味の人でした。撮る写真は僕とは違う雰囲気でしたが。

投稿: 伊勢板 | 2006.09.27 22:26

なんだか懐かしい記憶です。
最近はあんまり見ることもなくなりました。
子供の頃家族で栗拾いに行った帰りの田んぼの脇に咲いているのを綺麗だなぁと思って見ていたのを思い出します。
よく覚えてないけど、彼岸花には悲しい花の記憶が残っています。
お義父さまの思い出のお花になってらっしゃるんですね、綺麗な写真を撮ってくれて喜んでらっしゃるんじゃないかなー

投稿: rosy | 2006.09.27 19:45

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