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2006.05.30

もうひとつのホワイトハウス

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アメリカ合衆国の首都ワシントンDCに大統領公邸のホワイトハウスがあることは、みなさんご存知でしょう。ところが、あまり知られていませんが、僕の住むリッチモンドにも職場のビルに隣接してホワイトハウスがあります。

19世紀半ば、奴隷制存続を主張して連邦を脱退した南部諸州はアメリカ連合国を結成し、連邦に残留した北部諸州との対立を深め、ついには内戦が勃発します。これが南北戦争(American Civil War、1861-1865年)です。リッチモンドはこのアメリカ連合国の首都に定められ、大統領としてジェファーソン・ディヴィスが選出されました。そして上記写真の建物(元々はある医者の私邸)が大統領公邸・ホワイトハウスとして使用されました。

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現在は博物館(The Museum of the Confederacy)の一部として公開されています。館内には南北戦争の経過と共に、戦争で使われた道具や資料が展示してあります。いくつか当時の軍服が展示してありましたが、どれもはっきり言ってジュニアサイズ。どれも僕でさえ着れない、もちろん標準的な現代アメリカ人は絶対無理。丈、幅共にサイズが小さくて驚きました。当時のアメリカ人はとても華奢な体格だったようです。

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アメリカに来るまで僕の南北戦争に対する認識は奴隷制支持の南軍=悪、奴隷正反対の北軍=正で、正義が勝った戦争というものでした。しかし、リッチモンドの住民になったから南軍の肩を持つわけではありませんが、どうもそういう単純な図式で割り切れる戦争ではなかったようです。ちなみに南北戦争の両軍合わせた戦死者は約62万人。これは第一次世界大戦でのアメリカ人戦死者が5万人強、第二次世界大戦でのそれが約30万人であったことからも桁違いにアメリカ社会に深い傷を残したと想像できます。このことは現在に至るまで南北戦争を題材に数多くの小説や映画が作られてきたことからもわかります。さらにその影響は現代アメリカの政治状況にも及んでいるようです。

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南部連合諸州の旗

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2006.05.28

「いやげもの」は世界を覆う

今週は学会出張でフロリダ州オーランドへ。オーランドと言えばディズニーワールドやシーワールドを擁するアメリカでも有数の観光地。しかし、朝から夕方までみっちりお勉強で、ダウンタウンに夕食に行く以外に観光する暇はなかった。

そんな僕の観光地での楽しみと言えば洋の東西を問わず、土産物ならぬ、みうらじゅん氏いうところの「いやげもの」探し。

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Floridaという文字を入れ替えれば、世界中どこででも通用する土産物。
その多くはMade in China。しかし、フロリダに貝はともかく、なんでクマ?

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フロリダはワニが有名なので、ワニ関係のいやげものも多し。

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知人のワニグッズコレクターのために選んだのはこれ。さすがに隣に並んでいた爪楊枝立ては買う気がしなかった。泊まったホテル近くの場末感漂う土産物屋で買ったのだけど、帰りにオーランド空港内の売店を覗いたら、品揃えは変わり映えなく、しかも全く同じものに2割くらい高い値札が付いていた。これも、まぁ、世界中でありがちのことなのだけど。

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2006.05.19

Coca-cola BlaK

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日本に比べるとさすが本拠地アメリカにはコカコーラの種類がすごく多い。

近くのスーパーで見かけるものだけでも、
caffeine free Coca-cola, caffeine free Diet Coke, Cherry Coke, Coca-Cola Classic, Coca-Cola C2, Coke II, Coca-Cola with Lemon, Coca-Cola with Lime, Coca-Cola Zero, Coke with Raspberry, Diet Cherry Coke, Diet Coke, Diet Coke Sweetened with Splenda, Diet Coke with Lemon, Diet Coke with Lime, Diet Coke with Raspberry, Diet Vanilla Coke, Vanilla Coke
とざっとこんな具合。

僕のお気に入りはVanilla Coke。日本ではあっという間に消えたけど、こちらではまだしっかり売っている。幸い職場の自販機にないお陰で飲み過ぎずに済んでいる。体重は気になるけどDietシリーズはアスパルテームの後口が苦手。ZeroよりはC2の方が好きだけど、そう言えば、この頃C2は見かけないなぁ。

そして最近見かけた新顔がこれ、Coca-Cola BlaK。

普通のCoca-Colaだと355mlの缶入りが特売日には12本パックで$2.50のところ、このBlaK、237mlのビン入り4本で$5.99とやや高めの価格設定。にもかかわらず、炭酸好きの僕としては見逃すことができなくて、少々躊躇しながらもご購入。

冷えたところで早速飲んでみた。
味はコーヒーとコーラの合体。炭酸は弱いが味にコクと深みがあってなかなか好ましい。炭酸飲料にもかかわらず、何故かとろんとしたまろやかな飲み口。後味もすっきりしている。バニラコーク以来の好感触。これでもう少し安ければいいのだけど...いや、安くないから飲み過ぎなくていいのかも。

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2006.05.16

エドガー・アラン・ポー博物館

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土曜の晴天と打って変わって日曜は昼前から雷雨。その雷雨の間隙を縫って、前日、貸し切りのため中に入れなかったエドガー・アラン・ポー博物館に行ってみた。

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ポーはここリッチモンドに幼少期から成人するまで、そして成人してからもたびたび住んでおり、最初の彼の住居の近くの古い石造りの家が博物館になっている。考えてみると彼の博物館を訪れるには今日みたいな荒れ模様の天気の方がよかったのかもしれない。

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博物館の敷地内には中庭を囲んだ4棟の建物の中にポーの寝室が再現されていたり、また彼の著作の初出の本や手書き原稿に手紙、それに遺品等が展示してあった。手書きの原稿や手紙は、彼の作品を彷彿とさせるような小さい繊細な字でびっしり書かれていた。建物内部は残念ながら撮影禁止。

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庭の端にあった胸像。

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2006.05.14

Wedding in Progress

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以前から行こうと思って果たせなかった職場近くのとある博物館。
今日、思い立って行ってみたら、結婚式で貸し切り中...
という訳でまた出直します。

Konica HexarRF/Leitz DR Summicron 50mm/f5.6-AE/Fujifilm X-TRA800

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2006.05.06

電池切れ

という感じで、ようやく週末にたどり着いた。今週が特に忙しかったという程のことはないのだが。

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職場近くの公園にある観光案内所

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エドガー・アラン・ポーの銅像。一時期この辺りに住んでいたらしい

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花びら(本当は花弁ではなく萼)が緑のハナミズキ


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Close Up: Portraits 1998 - 2005/Martin Schoeller

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このところ、写真集の話題が多いかな。近頃は洋書の日米での価格差が随分少なくなったとはいえ、やはりこっちで買う方が安いので、残りの日々が少ないと思うとついつい手が出てしまう。しかし、どうやって持って帰るんだ。冷静に考えると持って帰る手間まで考えたら安くないのかも知れない。

今回買ったのはMartin Schoeller/Close Up: Portraits 1998-2005。
写真雑誌のレビューを見てAmazon.comに注文して買ったので判型まで気が回ってなかった。届いてみると思っていたよりも大きくて驚いた。まず思い浮かんだのは持って帰るのが大変だなということ。日本のAmazon.co.jpではどういう訳かアダルト扱い。しかし、いわゆる猥褻や残酷写真は含まれておらず、ただただ首から上の顔写真があるのみ。75人の有名無名の人々の顔を実物よりも大きなサイズで赤裸々に容赦なく写し出している。この容赦のなさが、アダルト扱いの理由なのか?

この写真集のコンセプトは荒木経惟氏による現在進行中の「日本人ノ顔」プロジェクトに被るものがある。このプロジェクトの一環である「鹿児島ノ顔」展を鹿児島に住んでいた2003年10月に見た。荒木氏の写真は必ずしも首から上だけの写真ではないという違いがあるが、Schoeller氏に比べてはるかに情緒的である。荒木氏の写真は愛の写真なのだなとこの写真集と荒木氏の写真集「鹿児島ノ顔」を見比べて今更ながらに思う次第。ちなみに写真集「鹿児島ノ顔」には高倍率のモデル募集をくぐり抜け、僕の顔も載っていたりする。

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2006.05.04

幻日と上部タンジェントアーク

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先週土曜日の夕方、買い物を終えて帰宅途中、傾いた太陽の方向を見ると幻日が出ていた。幻日とは空中に浮かぶ氷の結晶による屈折で太陽の両側22°の位置に現れる光点。色づいている場合は必ず赤が内側にある。日本では見たことなかったが、ここリッチモンドではこれまでに数回見かけた。というか日本での生活では夕方、空を見上げる余裕のない生活を送っていただけかも。今回は左右だけでなく太陽の垂直方向にも色づいた光点があり、これは上部タンジェントアークと言うらしい。これは幻日よりも更に珍しい。僕も今日初めて見た。仏様が背負っている後光のようでなかなか御利益のありそうな光景だった。

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右側の幻日をアップにすると薄く色づいているのがわかる。

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