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2006.01.31

週末に観た映画

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土曜日の夕方、頭痛も退いていつものBYRD Theatreで The Family Stone を観た。ゴールデン・グローブ賞主演女優賞コメディ・ミュージカル部門でサラ・ジェシカ・パーカーがノミネートされていて(受賞は逃した)、ちょっと気になっていた映画。日本では公開未定らしい。
いかにもアメリカ人の好きな笑いと涙のツボを押さたコメディ風ホームドラマ。大笑いしたり、くすくす笑いしたり、シュンとなったり、涙ぐんでみたりと、観客の反応が面白い。こういう映画は一人でDVDで観るよりもこうして大勢で観る方が面白さが増す。そして、こういう観客の土壌の上にこそ、テレビのシチュエイション・コメディ(あの笑いが入るやつ)があるのだなと思い至る。

そして日曜日。昼にテレビをつけたらPBS(日本だとNHK教育に相当。でもここは受信料よこせなんてケチなことは言わない)で The Great Escape/大脱走 をやっていた。70年代にはテレビの洋画劇場で何度もやってたけど、そういえば最近はやらないなぁ。懐かしくて見始めたら思わず最後まで見入ってしまった。
スティーヴ・マックィーンがスイス国境に向けバイクで障害物を乗り越えるシーンが格好良くて、久し振りに見ても結果を知っているのにわくわくした。登場人物が多いけれども、みんなばっちりキャラが立っていて、散漫になっていない。3時間近い上映時間も全く飽きない。娯楽映画はこうあるべきという見本だと思う。

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夕方はリッチモンド大学の外国語映画上映会でフランス映画 王と王妃/Rois et Riene を観た。2004年作品。今のところ日本公開未定。これも2時間半と長い。ストーリーは例によってフランス映画らしく込み入っていて、これまたフランス映画らしく見終わってもモヤモヤが残る。カタルシスは得られない。モヤモヤを抱えたまま、映画の意味を考えながら夜に車を運転して帰るのは危ないなぁ(<自分)。フランスでは結構な観客動員を記録したそうだけど、こういう映画に人気が出るとはやはりフランス人はひねくれていると言わざるを得ない。
ある意味、昼に観た「大脱走」の対極にある映画とも言える。でも、これも映画。僕はどちらも好き。やっぱりひねくれているから。

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BYRD Theatre隣のアンティークショップのショウウインドウ。毎度のことながらウィットに富んだディスプレイがおもしろい。 これは結婚は「三猿」で臨めという寓意か。参考までに「見ざる聞かざる言わざる」は "See no evil, hear no evil, speak no evil."

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