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2005.08.11

露出計算板

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20年以上前、季節や被写体に相当する絵に指針を合わせると露出値が出るという計算板式の露出計「関式露出計セノガイド」というのがあった。友人が持っていて、その時はカメラに内蔵の電気式露出計があるのに何の役に立つのだろうと思った。 時は過ぎ、露出計のない古いカメラを使うようになったとき、セノガイドがあれば便利だと思い至るもとっくの昔に製造中止。たまにネットオークションで見かけると電気式の露出計が買えるくらいの落札価格に物欲も一気に冷めてしまう。
電気の力を借りずに手軽に露出を決めることができるのはクラシック・カメラにふさわしいと思い、某カメラショップのオリジナル商品開発掲示板で復刻または同等品の製作を2年半前に要望した。その後、前向きに考えるとの返事を貰うも未だ実現には至らず。風の噂では特許関係がクリアにならず、話が進められないとも聞いた。しかし特許は原則として出願日から20年で失効するはずなので、特許以外にも何か障害があるのかもしれない。

先週、1時間仕上げの写真の現像を待つ暇つぶしに本屋で写真雑誌を立ち読みしていて、露出計算板「Black Cat Extended Range Exposure Guide」の広告を見かけた。< a href="http://www.blackcatphotoproducts.com/">BLACK CAT PhotoProductという会社名を記憶し、帰宅後ウエブを検索したところ、同社のサイトから直接買えることを知った。

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そして届いたのがこのカード。三つ折りになっていて内側にはいろいろな条件、例えばSnow in full sunはA、Twilight at sunsetはFという具合に書いてある。ダイヤルを回してアルファベットとフィルム感度を一致させると絞りとシャッター速度の組み合わせが得られるという仕組み。 XMAS TREEやSTAINED GLASSなんて状況が設定してあるのがアメリカっぽい。

想像していたよりも大きくてちょっと残念。せめて面積が半分になれば携帯に便利なのだが。しかし、そうなるとアメリカ人の大きな手と年寄りの老眼では取り扱いが苦しくなるかもしれない。絞りが1024までとピンホールカメラにも対応している辺りが "Extended Range" と名乗る理由か。実際のところ、フィルムの箱にある露出の目安表にちょっと毛が生えたくらいの性能だが露出に対する勘を養うにはいいかもしれない。

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