« 2004年10月 | トップページ | 2004年12月 »

2004.11.29

1周年

P1050438ss.jpg
アメリカに住むようになって一昨日で1周年。もう、そして、やっと1年が過ぎた。思い返してみると長いような短いような1年だった。リッチモンドに夜着いて、ホテルに辿り着き、長旅と時差ボケにややふらふらしながら、期待と不安を感じながら眠ったのも、すごく昔のような、ほんの前のような。
以前、この日記で考察したように、この歳になると月日の流れる速度が加速度的に速く感じられる。しかし、この1年は僕にとって初めてのことがたくさんあったせいか、若干、流れが遅くなったようにも感じる。さてさて、アメリカ生活2年目。一体、何が起きますやら。
To be continued...

P1050546ss.jpg
Thanksgivingも終わって街はクリスマス一色。アメリカが浮かれる1ヶ月。
そう言えば昨年、アパートに入居し、家財道具を買いに行ったとき、商店のディスプレーはクリスマス一色だったなぁ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.11.25

紅葉

04CD028-12.jpg

落葉樹の葉も随分落ちた。冬の足音が間近に聞こえてくる。

04CD028-13.jpg

ここで迎える二度目の冬。

04CD028-11.jpg

写真はクリックすると大きくなります。
Leica R8/KODAK Plus Digital Film
上、中:Summicron-R 35mm f2.0 (1st ver.)/ f4.0-AE
下:Super-Angulon-R 21mm f4.0/f8.0-AE

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2004.11.22

氷男の記憶

04CD028-16.jpg

先週、訪れたVMFAには数点の新収蔵品が展示されていた。その中で僕の目を惹いたのがこの作品。

壁の中程に磔にされた裸形の男の像はどことなく十字架上のキリスト像を思わせた。両腕とも右に振った独特のポーズ。左足が少し短い。やや苦悶の表情を浮かべている。この男、どこかで見たような気がするが思い出せない。
そしてキャプションを読んで納得。これは1991年にオーストリア・イタリア国境のアルプス山中の氷河から見つかったアイスマンこと愛称エッツィに触発された作品だそうだ。アイスマンの詳細については別のサイトに譲るとして、当時は人類学だけに止まらない大きな社会的関心を呼んだ発見だった。実際のアイスマンは干涸らびたミイラ状態だったが、テレビや雑誌で見た独特のポーズは僕の記憶にも残っていた。

この彫刻を見ていろいろなことが頭に浮かんだ。そしてモダンアートの展示室を一回りしているときも、まだ考えていた。そして戻ってきて写真を撮った。今の気持ちを少しでも忘れないように。


P1050419s.jpg
モダン・アート展示室の一角。傾いた夕方の陽射しが作品に違った表情を与える


写真はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
上:Leica R8/Super-Angulon-R 21mm f4.0/f4.0-AE/KODAK Plus Digital Film
下:Panasonic LUMIX DMC-F1/DC Vario-Elmarit/AE

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.11.19

「はい」または「いいえ」で答えなさい

04CD026-31s.jpg

今週の月曜に自宅でインターネットが使えなくなっているのに気付き、iBookで設定用のソフトの再インストールを試みるもダメ。ひょっとしてWin機ならと火曜に職場のラップトップを借りてきて試みるもやはりダメ。もしやと思い電話の受話器を取ると、発信音が出ていない。で、携帯電話から自宅に掛けると話し中。これは電話回線の修理が必要だと判断し、電話料金の請求書に書いてある修理依頼窓口の電話番号を探し出した。24時間受付という番号に携帯電話から掛けると出たのは...自動音声応答システム...こいつはコンピューターを相手に向こうの質問にYes, No, Helpで答えていくと、解決法または修理依頼に辿り着けるというもの。ちゃんとこちらの発声を聞き取ってそれに応じて質問も変化していく。こいつは実に手強い。

04CD026-28s.jpg

何が手強いかというと、生身の人間が相手だったら、こっちが理解できない単語を別の単語で言い換えたり、聞き取りにくいところはゆっくり話してくれたり、それはこういう意味かと聞き返したりという融通が利くのだが、コンピューターだと全く手加減なしで、ガンガン話しかけてくる。質問の答え以外のことを言おうものなら容赦なく「I'm sorry. Please answer yes, no, or help.」って怒られてしまう。「せめて、ディスプレーに文章が出てくれればなぁ」と思いながらも、トラブルシューティングの方法を言っているところはわかったけど、ところが肝心の修理依頼に辿り着けない。2回最初から聞き直しても、やっぱりお手上げ。修理依頼は電話会社のウエブサイトでも受け付けているということなんだけど、ネットに繋げない状態だから、どうしようもない。

04CD026-06s.jpg

それで結局どうしたかというと、携帯電話でボスに連絡して事情を説明し、代わりに応答システムで修理を依頼して貰った。で、翌日水曜日。10時頃サービスマンが来て症状を確認し、30分くらいの作業の後、無事、電話もネットも再開でめでたし、めでたし。その際、サービスマンに症状を説明していたら、サービスマン曰く「あなた、VCUの学生さん?中国からきたの?あ、日本からなの。いえね、気にしないで欲しいんだけど、あなたの英語でよくうちの音声認識システム使って修理のオーダーができたなぁと思って。」だって。うむむ。もちろん「うちのボスに頼んだよ〜ん」って答えたんだけどね。

写真はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
LOMO LC-A / Auto / AGFA ULTRA100

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2004.11.18

LOMO LC-A

P1050291s.jpg

LOMO LC-Aである。LOMO LC-AとGoogleってみると日本語のページだけで14,000件以上ヒットする。いろんな蘊蓄はそちらのページに任せて、自分との関わりを書いてみる。

このカメラを最初に知ったのは、今は亡き伝説のMac情報誌MacLifeでの紹介記事。メカ的には1980年代のアナログなフィルムカメラがMac情報誌に取り上げられているのが妙に気になり、記事に載っていた連絡先のbasscult(現Super Headz)から99年6月に通販で買った。

パソコン雑誌の紹介記事の煽り文句を素直に受けて衝動買いしたものの、このカメラ、最初は少々持て余した。手に馴染んだカメラを既に数台持っていたし、はっきり言って出番は少なかった。俄然、使用頻度が高くなったのは、購入1年後。ネットで知り合った人とLOMO-SQというサークルを結成してから。雑居ビルの壁を借りて写真展をしたり、みんなで遠くに写真を撮りに行ったり、地元の情報誌やテレビ局に取材されたり等々。とても楽しかった。しかし既にブームは去り、このカメラから離れていった人も少なくないと思う。自分でも以前程は使っていない。僕を含め、メンバーが鹿児島を離れたりということで、LOMO-SQの活動も以前程活発ではない。まだ、そんなカメラ使っているのと言う人もいる。でも、久しぶりに手にしてみると、最初の頃とは違い、すっと手に馴染むようになっている。ちょうど、久しぶりに会ったはずなのに、違和感なくすっと会話に入っていける友のように。

LOMO LC-A抜きでは絶対出会うことがなかっただろう、大切な友人ができたし、数多くの楽しい人達と繋がることができた。あなたの人生をちょっぴり変えるかもしれない、そんな力がこのカメラには確かにあると思う。

04CD026-07s.jpg
深まる青。夜が来た。

04CD026-19s.jpg
明日の天気予報は雨。風が動く。

019_16As.jpg
だるまさんが転んだ。

04CD026-32s.jpg
晩秋の朝。黄色く色づいた樹の反射が眩しい。

写真はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
LOMO LC-A / Auto / AGFA ULTRA100

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.11.14

眠い...

P1050423s.JPG

どうしたものか最近、週末の眠さと言ったら尋常じゃない。
今日の天気はこれ以上は望めないくらいの抜けるような青空。しかし、一旦8時半頃に起きて軽く朝食を摂るも11時頃、ものすごい睡魔に襲われ思わずベッドに後戻り。昼飯を食べるのも忘れて昏々と眠り、目が覚めたら14時半。外は相変わらずの素晴らしい秋空。食欲に勝つ睡眠欲って一体...

結局、昼食は摂らぬまま、何とか意識を回復した後、新収蔵品が展示してあるということで、久しぶりにVirginia Museum of Fine Artに行ってみた。上の写真は美術館の展示室でみつけた小部屋。薄暗い小部屋の中には何も写っていないIBMの15inchモニターと白い座面の椅子の取り合わせ。もちろん、これは美術館の作品展示ではなく、本来は展示作品の解説に使われている場所なのだろう。けれども、妙に最近の睡魔とシンクロしたのか、新収蔵品よりもこの小部屋に惹かれてしまった。

関係ないけど、欧米の美術館では、フラッシュや三脚を使用せず、他の人に迷惑を掛けなければ基本的に館内での写真撮影は自由。美術館によっては展示室内に模写台まで用意されていることもある。それに対して日本の美術館のほとんどが、写真撮影や模写禁止なのはどういう理由なのでしょうね。

P1050422s.jpg
もう一つ印象に残ったのは、館内の吹き抜けのホールにセットされたテーブルと椅子。白と赤のコントラストが何だか気持ちに引っ掛かる。普段は何もない所なんだけど、今日は閉館後、何かのパーティが行われるみたいだった。本当は新収蔵品の中にも印象に残ったものがあったのだけど、その話はまた後日。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

歯科恐怖症の克服

P1050407ss.jpg
ちょっと古くなっちゃいましたけど10/25付の地元の新聞Richmond Times Dispatchの紙面です。左側には新潟の地震の記事が出ています。この地震については、こちらでも結構大きな扱いで報道されました。

ところで今日の本題はその隣の医療相談コーナー。最初の相談には「歯科恐怖症を克服する」との見出しが。

[相談]
うちの息子が歯医者に行ったのは19歳が最後なんです。その時、とても嫌な目に会ったようで、それ以来、何が何でも歯医者にだけは絶対行かないと言い張っています。ところが最近、息子の歯に黒い点を見つけました。ムシ歯のようです。歯医者に行かせなくちゃいけないみたいなんですが、どうしたらいいでしょう?

[回答]
息子さんが今おいくつかは存じませんが、最後に歯科を受診されたのが19歳ということですので、とっくに成人されていることと思います。そんないい大人のムシ歯治療の心配を未だにお母様がなさっている辺りに歯科恐怖症の根本的な原因があるのではと推察いたします。歯科の受診はもちろん必要ですし、対症的に鎮静作用のある薬を使って恐怖心を和らげ、歯科治療を行うことはできます。しかし、私共はそれでは本当の意味での歯科恐怖症の解決にはならないと考えます。そこで、歯科治療に平行して、息子さんとお母様と御一緒に心理カウンセリングを受診されることをお勧めします。詳細は1-888-INCH-KEYに今日お電話下さい。Dr. Usotzkiの予約をお取りした上でお話を伺います。
Dr. Yappa Usotzki
Richmond Mental Health Clinic
1-888-INCH-KEY

以上、相談の方はちゃんと訳しましたが、回答の方は僕がでっち上げました。本当の回答では、患者さんに薬物を投与して鎮静させて、意識レベルを低下させた上で、つまり朦朧とした状態にした上で、恐怖心を和らげ、歯科治療を行う旨が、適応症、禁忌症、利点、欠点等を含めて説明されていました。この薬物鎮静下の歯科治療、日本の一般の歯科医院ではあまり馴染みのない方法ですが、アメリカでは割と普通に行われているようです。
ところでこのコーナー、健康相談Q&Aの体裁をとっていますが、新聞社による記事ではなく、実は医療機関の広告なのです。回答の中でクリニックの宣伝が入っています。多分、相談も架空のものなのでしょう。しかし、成人した息子の歯の治療を心配して相談を寄せる母親って...過保護な母親とマザコン息子は洋の東西を問わないようで。

P1050425s.jpg
冬に向けてすっかり葉を落とした大きな木。先端が夕陽に染まる。すっかり日も短くなってしまった。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.11.12

ポテトチップス

P1050399s.jpg
アメリカ人はとってもポテトチップスが好き。スーパーに行くと、ブランドも大きさも味も、それはもういろいろな種類のポテチがずらっと並んでいて壮観。
僕自身は、そんなに好きじゃないのだが、年に数回、妙に食べたくなるときがある。そんなときに安売りしていたのが、写真のLay'sブランドのポテチ。11 1/2oz (326g)入りで1袋$2だった。サイトによると19種類の味があるとか。

| | コメント (4)

2004.11.11

Ginkgo

P1050390s.jpg

Ginkgoとはイチョウのこと。どうやら銀杏を音読みした「ぎんきょう」が英語になったらしい。
恐竜のいた時代、ジュラ紀から白亜紀にかけて最も繁栄したした植物で、当時は日本を含め世界中に生えていたが、その後の氷河期にほとんど絶滅した。わずかに中国に生き残った1属1種が日本には仏教伝来と共に伝わったとされる。現在主流の被子植物と異なり、マツやスギ、それにソテツなどと同じ裸子植物に属す。つまり古い形質を残した植物であり、東アジア以外には化石として知られるのみで、ヨーロッパの植物学者が日本でイチョウを見て驚いた。というような話を中学生か高校生の頃、理科の授業で聞いたか、何かで読んだかして憶えていたので、こちらに来て街路樹に黄色く色づいた葉を見つけたときは驚いた。何のことはない、とっくの昔に園芸品種として伝わり植えられている訳である。
アメリカでもイチョウは秋が来ると黄色く色づく。そんな当たり前のことにも何故かしみじみとしてしまった秋の午後。

P1050389s.jpg

Virginia Commonwealth University Monroe Park Campus, Richmond, VA

| | コメント (4)

2004.11.10

街灯

P1050343ss.jpg
街灯が点った。静かに夜が来た。

Bridgewater College, Bridgewater, VA

| | コメント (2)

2004.11.08

Motel

P1050360s.jpg
アメリカに来て初めてモーテルに泊まった。金曜・土曜と1泊で、こちらに来て初めての出張。
行ったのはRichmondから車で2時間半程、北西に走ったBridgewaterという小さな街。

P1050361s.jpg

たった、半日住んでいる街から離れただけなのに。

P1050363s.jpg

ふと、何故かずっと旅を続けているような気がしてしまう。

P1050369s.jpg

窓の向こうのアメリカの朝。


写真はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
Panasonic DMC-F1/ DC Vario-Elmarit 5.8-17.4mm f2.8-4.9 / 5.8mm f2.8-AE

| | コメント (5)

2004.11.04

アボカド再び&アメリカの新聞漫画

P1050329.JPG
再びアボカドの話。右は普通のアボカド。左のは太っているけど名前はSlimCado。Slimの由来は脂肪含有率が50%以下ということらしい。大きいけれど値段は同じ。一個$1.99。農産物は日本より大抵安いのに、何故かアボカドは割高な気がする。SlimCadoを食べてみると、確かに味はややあっさり目。でも、これはこれでおいしい。可食部が普通のアボカドの2倍くらいあるので、一人で全部食べたら、結局、脂肪摂取量は同じになってしまうってこと?

下に敷いているのは新聞の漫画のページ。見開きに沢山の漫画が載っている。日本でもお馴染みのPeanuts, Garfield, Blondie, Dilbertなんかも載っている。でも中にはユーモアのセンスが違うからかどこがおもしろいのか、または何が言いたいのか、よくわからないのものもあるのです。

| | コメント (2)

2004.11.02

AGFA ULTRA100

P1050339s.jpg
写真初心者の方は、カメラ屋さんにいろんなフィルム、値段もいろいろ、があって、一体どれを使えばいいのか迷っちゃうかもしれません。本や雑誌、最近はウエブ上にも情報が載っていますが、最初は片っ端からいろんなフィルムを試して、自分の感覚&予算に合うフィルムを探すといいと思います。僕がよく使うのはFujifilm Super100とSuperia400、 Kodak Super Gold400、 ILFORD Super XP2、 AGFA VISTA 100、それから知る人ぞ知るフィルム、AGFA ULTRA100。このULTRA100は安売りしていないので、価格は少し高めですが、ここぞと言うときに現実感のない鮮やかな発色でおもしろい絵作りができます。まぁ、ちょっとやりすぎって感じもしないではないですが。

04CD025-01.jpg

04CD025-26.jpg

写真はクリックすると大きなサイズでみることができます。
Camera: Leica R8
Lens: Super-Angulon-R 21mm f4.0
上: f11-AE、下:f5.6-AE
Filim: AGFA ULTRA100

タイトルとは関係ないけど、今日から11月。サマータイムが終わって昨日から標準時に戻りました。つまり時計を1時間戻さなくてはなりません。パソコンや携帯電話の時計は自動的に修正されるのでありがたいのですが、普通の時計は合わせ直すのが面倒。しかし、合わせていない時計を見ては、「あれ、もうこんな時間なの」とぎょっとすることもしばしばで精神衛生上よくありません。

| | コメント (3)

2004.11.01

ハロウィン

P1050333s.jpg
という訳で今日はハロウィン当日。英会話の先生の自宅に招待されて、町内会(なのか?)のパーティに参加しました。暑くもなく寒くもなく外で食事するには絶好の天気でした。

P1050336s.jpg
外でわいわい。子供達は仮装して走り回ってました。

P1050334s.jpg
このカボチャは飾るだけで食べないらしい。テーブルクロスにも注目。

| | コメント (2)

« 2004年10月 | トップページ | 2004年12月 »