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2004.10.31

ハロウィンがやって来た

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明日はハロウィン。写真は近くのアパートのデコレーション。「ハロウィン 起源」てなところでgoogleってみると、
 ・スコットランド・アイルランドに起源があり、いくつかのお祭りが習合して今の形になった。
 ・All hallow evenが縮まってHalloweenとなった。
 ・日本語には万聖節と訳されている。(正確には万聖節は翌日の11月1日)
なんてことがわかります。お化けや死霊があの世から戻ってきてこの世をウロウロする日ということ。無理に例えれば日本のお盆みたいなものかな。アメリカではハロウィンが近づくとスーパーでは提灯作りのためのカボチャや仮装衣装、子供にあげるためのお菓子がたくさん並びます。宗教色は薄くなって、子供達がお化けの仮装をして「Trick or treat!」と叫びながら近所を訪問してお菓子を貰う日になってしまったとのことです。

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2004.10.29

秋を探して

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今日は天気は今ひとつだったけど、昼食後、腹ごなしに職場近くの公園を散歩してみた。カナダの国旗のモチーフになっている楓の大きな木が何本かあり、紅葉した葉を散らしていた。ここリッチモンドは緯度が高いせいか、もうすっかり陽が短くなっている。日に日に秋から冬へと季節が移り変わって行くのを肌で感じる。「我が身ひとつの秋にはあらねど」なんて和歌が何故か似合う風景。

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また、冬が来るんだね

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2004.10.27

柘榴

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柘榴なんて食べるのはいつ振りだろう。10年、いや、もっと前か。
近くのスーパーに山積みになっているのを見かけて買ってみた。英語ではPomegranate。Pomeは林檎、granateは粒ということでたくさん種のある林檎くらいの意味のようだ。
日本語の名前の由来はイランのザクロス山脈からで、そのあたりが原産地らしい。どことなく不思議な雰囲気が漂う果実である。他人の子供を喰らっていた鬼子母神が釈迦に諭されて、子供を食べるのを止め、代わりに食べたのが柘榴だという話がある。つまり柘榴の味はヒトの子供の味ということなのだろうか。それとも白い膜でいくつかの区画に分かれた中に赤い小さな粒がびっしり詰まっている様子が人肉を連想させるのだろうか。また、柘榴の種には、ヒトの体内で作られる女性ホルモンのエストロゲンと同じ成分が含まれており、更年期障害の予防に効果があるのだとか。エストロゲンを含むなんてことは現代になってわかったことなのだろうが、千人もの子供を成したという鬼子母神と関連づけられていたというのは興味深い。
最後に食べたときは種が多くて食べにくい割には大しておいしくないと思ったような記憶がある。しかし、今回は食べにくいのはさほど変わらないけれど、食べてみておいしいと思った。これは僕の味覚の嗜好が変わったのか、それとも、この柘榴が特別おいしかったのかはわからない。

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2004.10.25

Konica HEXAR RF

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Konica HEXAR、コニカ(現コニカミノルタ)製のライカMマウント・レンジファインダーカメラ。
先日、日本に帰った折りに自宅の防湿庫からリッチモンドへ連れ出した1台。お供にする標準レンズはLeitz DR Summicron 50mm f2.0とどっちにするか迷った挙げ句、携行性を重視してLeitz Elmar 50mm f2.8 (1st ver.)にした。HEXAR RFは絞り優先の自動露出ができるので、回転ヘリコイドのため片手での絞りの変更がちょっと面倒なElmarを使うには具合がいい。

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巷では本家Leica Mシリーズと比べられて、使ったこともない人にああだこうだ言われているようだが、自分としては巻き上げ音が静かな場所では少々耳障りなことを除いては気に入っている。実際に使ってみると、シャッター最高速が1/4000まであることが、M型Leicaに比べて絞りの自由度が増す、つまり絞りを開けてレンズの特性を生かすことができるという点で有利であることに気付く。これは自分が写真を撮っていく上ではAEよりも利便性が高い機能かもしれない。ファインダー倍率が少々低めなのでLeicaがM用に出しているマグニファイヤーが付けばなぁと思うこともあるが、これもないならないで困ることはない。古今東西のMおよびLマウントレンズのプラットフォームとして最強の1台だと密かに思っている。

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Camera: Konica HEXAR RF
Lens: Leitz Elmar 50mm f2.8 (1st ver.) f5.6-AE
Film: ILFORD super XP2

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2004.10.24

(静物としての)植物

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アメリカで暮らし始めて来月で1年。英語での意思の疎通はまだまだ難しい。日本語でのコミュニケーション力を100とすると50~60くらいかなぁ。

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日本語の場合でも同じなんだけど、「こういう状況だからこの人はこんなことを言うよ」と想像がつく場面では、相手が何について喋っているか聞き取りやすい。だから、場数を踏んだ状況では困ることはあまりなくなったよ。

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逆に、こちらの想像が及ばないことを尋ねられると、単純なことでも何を言っているかわからないか、理解するのにすごく時間がかかる。例えば、初めてファーストフードでコーラを注文したとき、レギュラーかダイエットかを訊かれたんだけど、これが全く何のことやら理解できなかったんだ。だってそんなこと尋ねられると思ってなかったから。

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何を言われたのかわからないまま、曖昧な対応でその場を一応収め、けれども、気持ちはもやもやしたまま。そして、突然、「なぁんだ、こんなことだったのか」と思い当たり、恥ずかしくなったり、腹を立てたり、苦笑したり。
僕の方は、まだまだそんな感じの日々です。君は、いかがお過ごしですか。


Camera:
Leica R6 / Summicron 35mm f2.0 (1st ver.), f2.8-1/60 (1)
Konica HEXAR RF / Leitz ELMAR 50mm f2.8 (1st ver.), f5.6-AE (2~4)
Film: ILFORD super XP2

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2004.10.23

そんな秋の日

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その場所は「西の土地」と呼ばれているらしい。

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ありきたりの場所、ありきたりの車、ありきたりの食事、そして、ありきたりの空。

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僕は知らない間に眠っていたようだ。

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目を覚ますと秋が深まっていることにふと気が付いた。

Camera: Konica HEXAR RF
Lens:
Leitz ELMAR 50mm f2.8 (1st ver.), f5.6-AE (1-3)
Voigtlander Super Wide Heliar 15mm f4.5, f8.0-AE (4)
Film: ILFORD super XP2

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2004.10.20

パパイヤ

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パパイヤといっても鈴木さんではなく、熱帯アメリカ原産の果物の話。子供の頃から野菜嫌いの果物好きなので、毎日何かしら果物を食べないと気が済まない。もちろん、トロピカルフルーツは大好物。近くのスーパーで売っているパパイヤを買ってみた。長さが30cmくらいあって結構重い。これで値段は$4くらい。

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中はご覧の通り。よく熟れていて、とてもおいしかった。しかし、これは3日かかっても食べきれないな。
ところでパパイヤに限らずトロピカルフルーツって、どこか淫靡な雰囲気を漂わせているのは何故なんだろう。

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2004.10.15

驕れるものも久しからず

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アメリカの広告は身も蓋もないストレートな内容をユーモアでうまく包んで表現していておもしろい。業界1位ではなく、2番手以降の会社の広告に特におもしろいのが多い。これはアメリカでの宅配便3番手、DHLのNewsWeek誌での広告。

 ローマ帝国。大英帝国。FedEx帝国。
 驕れるものも久しからず

業界首位のFedExを大きく持ち上げておいて、現在の自社がかなわないことを認めた上で「な〜に、FedExだってそのうち落ちぶれるさ。それが歴史の必然だもん」と茶化している。この広告の末尾にはWE MOVE THE WORLDと来たモンだ。
テレビCMもおもしろくて、FedExとUPSの配達員が先を争って荷物を集配していると、そこにさっさと仕事を片づけたDHLの配達員がゆうゆうと帰って行くというのやFedExとUPSの配達車が遮断機の下りた踏切を挟んで睨み合っていると、そこにDHLの黄色い配達車を満載した貨物列車がすごいスピードで通過するというもの、それからFedExの社員が休暇を取ってバカンスに行くと行った先々でDHLの黄色いマークが目に付くのが嫌で、ここなら大丈夫とばかりにパラセールで海の上を飛んで安心していると、眼下にDHLの黄色いコンテナを積んだ大きな貨物船が通ってガックリしてしまうというもの等々。ことあるごとに競合他社を虚仮にする広告なんだけど、コミカルな味付けであまり嫌みは感じない。こういう広告がカラッとしていて湿度を感じさせないのは、いかにもアメリカらしい。とは言っても競合他社にしてみれば、穏やかじゃないとは思うのだけど。でも、このCMシリーズ、長く続いているところをみると、金持ち喧嘩せずというか、大手の余裕というか、FedExからのクレームはないのかな。

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2004.10.12

Short Pump Town Center

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そんなに忙しい訳でもないのに週末はやけに疲れているのに加えて天気が悪かったりで、最近、折角の週末も引き籠もり気味。
けれども、昨日は好天に誘われて久しぶりにショートポンプ・タウン・センターに行ってみた。天気のいい日曜とあって結構な人出。ショッピング・モールの中央には地名にあやかって手押しポンプを模した噴水がある。この空の色。リッチモンドに帰って来たと改めて実感。

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2004.10.08

日本の印象

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ビルの谷間におとなしくちょこんと座っていた犬

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夕方の雲と高圧線の鉄塔

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工事現場のフェンスの向こうに広がっていた夕暮れの空

何ということはないのですが、久しぶりに帰った日本ではこんなところに日本を感じました。

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2004.10.05

ぼくは怖くない

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先日の日曜、リッチモンド大学恒例の外国映画上映会に行って来た。リッチモンドくらいの規模の地方都市だとアメリカの会社が制作した映画は、日本で上映されないようなマイナーな作品でもだいたい見ることができるのだが、アメリカ以外の国で制作された、日本では単館上映されるような映画を見るのはかなり難しい。リッチモンド大学の上映会はかなり貴重な機会なのです。今回見たのは「ぼくは怖くない」というイタリア映画。主役の男の子がいい感じ。世俗の欲に汚れていない真っ直ぐな眼差し。舞台は1980年代のイタリア南部。青い空、白い雲、どこまでも続く黄金色の麦畑。彼の瞳のように美しい風景の中での世俗の欲にまみれた悲惨な話。子役で「泣き」の映画を作るのはイタリア映画の伝統なのかも。

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日本の田園風景もまた美しい

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2004.10.03

「YES オノ・ヨーコ」展

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もうとっくに終わってしまったが、9月に日本に行った際に鹿児島の「霧島アートの森」で開催されていた「YES オノ・ヨーコ」展を観てきた。「ようこ」さんは平日の入場が無料なんてちょっと粋なこともやっていたみたい。僕が行ったときは会期も最期ということで結構な人出だった。
作品ではジョンと出会うきっかけになった作品が興味深かった。が、しかし、この作品に限らず、どの作品も興味深いというだけでエネルギーを受け取れない。写真や絵、彫刻、音楽等、何に限らず好きな作品に触れると僕は背中がゾクゾクというか、くすぐったいというか、身体的に反応するのだが、今回出展されていた彼女の作品に僕の背中は反応しなかった。どれを見ても「興味深い」という理性的な反応のみ。どうも僕はこういったインスタレーションというものに素直に感覚が反応できないようだ。どうしても頭で考え、理性で捉えようとするのが先に立ってしまう。そういえば「考えるのをやめなさい」という作品も今回の展示にはあったな。感受性のツボが違うということもあるのだろうが、ひとつ思い付いたのは、これらの作品はナマモノだったのではないかということ。つまり、これらの作品にゾクゾクするには発表当時の、その時代の空気が必要だったのではないだろうか。それとも、身体的な反応を積極的に否定し、理性を覚醒させるのが作品の意図するものなのだろうか。いや、それは考え過ぎではないか、考えるなと言っているのだから素直に感じるべきだ。等々。無限ループに落ちていってしまう。ん、こうやって考え過ぎに落ちていくのも作品の意図なのか。まさかね。

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