花の命は短くて
これまでも感じていたんだけど、アメリカに来てからますます強く感じていることは、僕の周りを流れる時間が年々速くなっているということ。10代の頃、40代になった親父が、30歳を越えると時間の流れが速くなって困ると言っていたのを耳にして、そんなことあるのかねぇと懐疑的に思っていた。ところが、果たして緩やかだったその流れも30歳を越えた辺りから加速がつき始めたのに気が付き、今や目がくらみそうな速さだ。
そこで、どうしてそう感じるのか、自分なりに考えてみた。で、思いついたのが、ある1年の占める重要性はそれまでの人生で重ねてきた年月に反比例するのではないかとうこと。つまり、年齢をxとするとその年齢における1年の重みは1/x。これを仮に年重指数とすると、1歳においては1/1=1.00、2歳では1/2=0.5 ...以下同様に計算していくと30歳で0.033、40歳で0.025、80歳では0.0125となる。80歳まで生きるとすると年重指数の総和は4.97。ある年齢において、総年重指数に占めるそれまで生きてきた年月の年重指数の比率と余生の割合を表計算ソフトで計算してみた。
年齢 | 累計 | 比率(%) | 余生(%) |
1 | 1.00 | 20.1 | 79.9 |
6 | 2.45 | 49.3 | 50.7 |
10 | 2.93 | 59.0 | 41.0 |
20 | 3.60 | 72.5 | 27.5 |
30 | 3.99 | 80.5 | 19.5 |
40 | 4.25 | 85.7 | 14.3 |
50 | 4.50 | 90.6 | 9.4 |
60 | 4.68 | 94.2 | 5.8 |
70 | 4.83 | 97.3 | 2.7 |
80 | 4.97 | 100.0 | 0.0 |
驚くべきことに6歳ちょっとで既に人生の半分を実感し終えていることになる。40歳に残された実感余生は15%以下かぁ。やれやれ。
1〜10歳までの10年間の年重指数の和は、2.929、これが10代(11〜20歳)では0.669、以下20代0.397、30代0.284、40代0.221、50代0.181、60代0.153、70代0.133となる。つまり30代の10年の重みは10代のそれの4割程。また、小学校6年間と中高6年間を比べると、小学校時代の方が1.67倍長い。うん、自分の実感としてはだいたい合っているかな。
「花の命は短くて」というのは、林芙美子の言葉だけど、短い命には短いなりにかけがえのない重さがあるんだろう。そして花の美しさは、はかない故にさらに美しく感じられるのだろう。
職場でのお祝い事にボスが用意してくれた花束
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コメント
今、感じているよりも更に加速されていくのでしょうね。
しなければならないことの多い少ないにも、あまりかかわりは無い様な気もして、いったいなにがそうさせるのでしょうね。
投稿: 臣 | 2004.08.27 11:41
Primeraさん
仮定に何の根拠もないので、この表は冗談として見て下さい。まぁ、僕の実感としてはだいたい合っているような気もしますが。
投稿: Iseita | 2004.07.28 01:24
すごく意味深な表ですね。確かに年をとるごとに時間の流れが確実に速くなっていると感じるこのごろです。
Primera
投稿: Primera | 2004.07.28 00:11
>恋太郎さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
時間の感覚って不思議ですよね。あっという間の1時間もあれば、永遠かと思われる1分もあるし。
今後ともよろしくお願いします。
>トモッチ
「ゾウの時間...」は僕も読みました。科学書なんですが、切なくでも勇気づけられる本でした。
時間の流れの中で実感を1/xという式で単純化すると年と共に重みが減少するのではと思い計算してみましたが、ある瞬間だけをとってみれば、それは無限大の重さを持っていると思います。
瞬間は瞬間である故に無限大かつ永遠なのかも。
投稿: Iseita | 2004.07.26 00:12
「ゾウの時間、ネズミの時間」という本を思い出しました。
人によっても人生のスピード、重さはそれぞれ。
早咲きで惜しまれる方もいれば、
遅咲きで長生きの方もいる。
たんたんと流れる普通の生活が一番の幸せだったりもする。
トモッチは、今、この瞬間、瞬間をとにかく
一生懸命がむしゃらに大事に生きようと思います。
それは、これだ!と思った瞬間、逃さずカメラのシャッターをきる感覚に似ている。
投稿: トモッチ | 2004.07.25 21:15
お邪魔します。
私は、14.3~19.5の間ですね!
大切に時間を使いたいと思います。
また、お邪魔します。groovy
投稿: 恋い太郎 | 2004.07.25 05:58