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2004.03.13

コンタフレックス

Contaflex IVは1956年にドイツのZeiss Ikonから発売されたレンズシャッター一眼レフカメラ。比較的小さいけれど全金属製でずっしり重い。今でこそあまり見かけないけど、レンズシャッター一眼レフは1950〜60年代にはそれなりに繁栄した形式でZeiss Ikonの他にもドイツKodakやVoigtlanderが製造し、ニューモデルが出る度にそれなりに進化した。しかし、複雑な機構と機能を発展させる上での構造的な制約が災いしてか、35mmフォーマットでは、結局、現在主流のフォーカルプレーンシャッター一眼レフとの生存競争に負けて淘汰されちゃった。現在では少し大きなサイズの中判フィルムを使う Hasselbladが生き残っているくらい。メカ・オタク的にはおもしろい機構なんだけど。でも、こう書くと生物の進化みたいですね。そう思って見るとデザインも何となくもっさりしてて有袋類的かも。
photo/P1030395L
Zeiss Ikon Contaflex Tessar 50mm f2.8

このContaflexは先日紹介したKodak Retina Automatic IIIやRetinetteと共にネットオークションで落札した「動作未確認ドイツカメラ5台」のうちの1台。実は5台のうち、まともに動いたのは、Retina Automatic IIIだけで、残りはいずれも動作に問題あり。でも、僕にとっては動かないカメラもお楽しみのひとつ。
こいつは一応、作動するけど絞りは、どこに設定しても開放状態。シャッターも随分のんびりとしか動かない。ならばということでシャッターを分解・洗浄・注油。動作を確認して再組立。こう書くと簡単そうだけど、実際は絞りやシャッターのメカニズムを理解するまでは試行錯誤の繰り返し。まぁ、それが楽しいんだけどね。最近はネットで情報が得られるのでとっても便利。

photo/P1030397L

修理が完了したら次のお楽しみはフィルムを入れて実際に写真を撮ること。露出計はへたり気味で当てにできなかったけど、そこは長年の勘で。その結果はこちら。元々ジャンクだし、あまり期待していなかったんだけど、いやはや驚きましたよ。すごい立体感。空気が写ると言われたZeissレンズの凄さですね。こうやってまたカメラの世界に溺れていくんだよなぁ。ズブズブ...

photo/04CD007-19L2
Contaflex IV Tessar 50mm f2.8 (絞り8.0)/AGFA Vista100、Kodak PictureCDサービスでネガをスキャン。画像をクリックすると少し大きな画像を見ることができます。

photo/P1030443L
Panasonic DMC-F1 DC VARIO-ELMARIT 5.8-17.4mm f2.8-4.9 (焦点距離5.8mm(35mm相当)、 絞り8.0)
期せずしてZeiss vs Leica対決。コンパクト・デジカメとはいえ、これだけ見ると悪くはないと思うんですけどね。

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