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2004.03.31

O-Product

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OLYMPUS O-product。1988年にオリンパスから限定2万台が販売された。現Leading Edge Design主宰の山中 俊治氏によるレトロフューチャー(懐かしき未来)なデザインは今でも人気が高い。この後発売された同様のコンセプトのOLYMPUS Ecruのデザインも山中氏によるもの。当時の定価は5万円!バブルな時代だったなぁ。発売当時も欲しいとは思ったけど、僕のお小遣いにそんな余裕はなかった。
こいつはアメリカのカメラ屋の片隅で15年間眠っていたデッドストック。質実剛健を求めるアメリカ人にはO-productのコンセプトは受け入れられなかったか。今の僕でも5万円はさすがに出せない。今回、日本での相場よりかなり安く入手。デザインは凝っているが中身のスペックは廉価版コンパクトカメラと同等。65cmまでしか寄れないし、ストロボに自動発光モードしかないのもちょっと寂しいところ。まぁ、見目麗しき深窓の令嬢に家事の能力を要求してもねぇというところか。いわんや、野良仕事をや。
さてさて、この深窓の令嬢でどんな写真が撮れるのやら。

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雰囲気だけなら1950年代生まれの先輩たちにも負けない...かな
OLYMPUS O-Product(1988年、左)、Zeiss Ikon Contaflex IV(1956年、上)、Kodak Retina IIIS(1958年、右)

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2004.03.30

視線

ふと上からの視線を感じて見上げるとそこには...

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2004.03.29

ソメイヨシノ

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ソメイヨシノの起源にはいくつかの説があります。幕末ー明治初期に染井村(今の東京都豊島区)の植木屋さんが交配したヤマザクラの雑種であるというのは有力な説の一つです。「ヨシノ」の部分は桜で有名な奈良の吉野にあやかったネーミングだとか。
今でこそ、日本での桜の約8割を占めるといわれる代表品種ですが、意外にも比較的新しいものなのです。桜吹雪で有名な遠山の金さんの生没年は1793-1855なので、背中の桜吹雪はソメイヨシノではなくヤマザクラあたりじゃないといけないことになりますね。そもそも彫り物自体がフィクションなんでしょうけど。
ところでソメイヨシノは不稔雑種で芽が出るような種子ができません。じゃあどうやって個体数を増やすのかというと挿し木、若い枝の一部を切り落として植えると根が出るってやつです。つまり種子によって子孫を増やせないソメイヨシノは挿し木という人間の手を借りたクローン技術によってのみ増殖可能で、さらに、世界中に一体何万本のソメイヨシノがあるのかわかりませんが、そのすべての遺伝子は同一なのです。考えてみるとちょっと不気味な感じがしますね。ソメイヨシノのその一種妖しい魅力もその辺に秘密があるのかもしれません。

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2004.03.28

サクラサク

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山桜、梨に続きソメイヨシノが咲き始め、昨日今日の暖かさに一気に開花が進みました。写真を左右反転して車を左側通行にしてしまえば、日本だと言ってもわかんないでしょ。アメリカでの桜の名所と言えば、首都ワシントンDCのポトマック河畔が有名ですが、ここリッチモンドでもソメイヨシノ他、しだれ桜、山桜と、いろんな種類の桜を見かけます。もちろん、ここでは桜を愛でながら酒を飲むという習慣はありません。そもそも野外での公衆の面前での飲酒は法律で禁止されているのではなかったかな。僕自身は日本での花見と称した野外での飲み会とそれに伴う喧噪はあまり好きではないので、静かにじっくりと花を鑑賞できる環境はいいですね。
朝夕の鳥のさえずりもうるさいくらい。すっかり春です

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迷い道

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頭上に雲が立ち込めようとも
辺りがだんだん暗くなってこようとも
今は前に進もうじゃないか。
先に見える光明が見せかけだとしても
この道がどこに向かうのかわからなくても
取り敢えず今は進もうじゃないか。

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緩やかに上下にうねるひたすら真っ直ぐの道。
あぁ、僕はアメリカにいるんだと実感。
でも実はこのとき、ある交差点を曲がり損ねて迷い中。
まぁ、先を急ぐ訳でもなし。迷子も楽し。

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2004.03.26

梨の花

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2週間前くらいからちらほらと、そして、ここ数日でそれはもう半端じゃなく職場の周囲、アパートの敷地内、高速道路沿いと、それこそリッチモンド中で街路樹に真っ白な花が咲いてとてもきれいです。木はソメイヨシノと同じくらいか少し大きいくらい。花はほぼ同じ大きさ。咲き始めには微かにさわやかな香りがします。同僚に尋ねたら梨の花とのこと。残念ながら実はつけない品種らしい。
純白で楚々としたかわいい佇まいが君みたいだね。なんて柄にもなくお世辞のひとつも誰かの耳元にささやきたくなるなるような、そんな風情の花です。

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Contaflex IV Tessar 50mm f2.8(f5.6)+Proxar 20cm/AGFA URTARA100

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左見て右見て

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バージニア州の交通法規は車が右側通行であることを除いては大体同じで、標識もまぁ大体理解できます。
ただ信号機はちょっと戸惑うかもしれません。交差点では日本と違い車線毎に信号機が設置されています。左折・直進・右折車線毎に異なった指示が出ることがあり、注意が必要です。対向する車線の左折車線は同時に青になり、その時は直交車線の右折車線も青で他は赤というように、合理的に車の流れをさばけるようにできています。一番違うのは、右折(日本だと左折に相当)の場合は信号にかかわらず、つまり赤でも車または人が来ていなければ進むことができます。こちらに来た次の日、ボスの車に乗ったとき、赤信号にかかわらず交差点に進入してどんどん右折するので、この人ってきちんとしているように見えて実はヤバイ性格なのかもと少々ビビリましたが、後で交通法規を知り安心しました。もちろん、うちのボスはちゃんとした常識人です。
さすがに車社会のアメリカ。この交差点での信号機システムは、安全性、効率共に日本のものより優れていると思います。日本にも導入すればいいのにと思うのですが、やはり長年の慣行はそう簡単には変えられないのでしょうね。
交差点といえば、リッチモンドではダウンタウンを除いて横断歩道がほとんどありません。つまり交通の中で歩行者のことは想定されていません。これも車社会ならではでしょうか。そのせいか、横断歩道のないところはもちろん、横断歩道があるところでも歩行者は車が来ていなければ信号が赤だろうとがんがん渡っています。少なくともうちの職場の周辺では老若男女人種を問わずです。ただ、渡る時に気を付けないといけないのは、日本では「右見て左見て」ですが、車が右側通行のアメリカでは「左見て右見て」とやらないと危ない目に会います。しかし、子供の頃から叩き込まれている習慣はなかなか抜けないもので困ってしまいます。

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2004.03.24

それでも地球は回る

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笑っても泣いても怒っても
悲しくても楽しくても苦しくても
腹が減っても頭が痛くても熱が出ても
好きになっても会いたくなっても嫌いになっても
そんな私の事情はお構いなしに
それでも地球は回る

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2004.03.23

カブトガニの憂鬱

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カブトガニって以前から妙に語感が好きなんです。カブトガニ、カブトガニ、カブトガニ、ね、声に出してみると何かいいでしょう。
先日、行った科学博物館の「チェサピーク湾の生き物」という臨時のコーナーにカブトガニがいました。そうです、アメリカにもカブトガニがいるんです。それも太平洋側ではなく大西洋側。日本〜東南アジア近海にいるのがTachypleus属なのに対しアメリカのカブトガニはLimulus属です。属レベルの違いというのは、そうですね、例えば同じネコ科の中にネコ属のイエネコとヒョウ属のライオンがいるような関係です。それからカニという名前がついているけど、実はカニではなく、どちらかと言うとクモに近い生き物だそうです。そうそう、化石で有名な三葉虫とも結構近い親戚だとか。意外だったでしょ。でも言われてみれば似てるかな。
意外といえばもうひとつ。海の砂の中でのんびりと生きているように見えるカブトガニ。もちろん、生態系の中ではそれなりに重要な役割を果たしているのですが、一般には人間の役に直接立つとは思われていないようです。ところが、医療関係の学校で微生物学を学んだ人は御存知と思いますが、カブトガニの血液はある種の細菌が持つ毒素の検出、リムルス試験といいます、にとても有用なのです。また、僕も一時期その研究に関係していたのですが、カブトガニ血液中のタキプレシンというタンパクには抗エイズウイルス効果が試験管レベルでは認められています。
そんなこんなで近頃すっかり株の上がったカブトガニ君ですが、お陰で最近は、なかなかのんびりさせて貰えないようです。人間様の都合で捕まえられては、死なない程度に血を抜かれて、また放されるという結構な迷惑を被っているようで、全く同情しちゃいます。だって、これって彼女と繁華街で楽しくデートしていたら、いきなり献血車に連れ込まれて、ふらふらになるまで採血され、やっと開放されたと思ったら、彼女は人混みに紛れて見つからないというのと同じですもん。「人間ってひどいよなぁ。のんびりくつろいでいたら、いきなり捕まえて血を抜いちゃうんだもん。お陰で貧血気味だよ。役に立つなんておだてられたって、それって人間の勝手な都合だし僕たちは関係ないよ。」なんて砂の中でぼやいているかもしれませんね。

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同時に展示されていたヒトデ
二枚貝を食べるので厄介者扱いされているヒトデですが、そのうち有用成分が見つかって持て囃されるときが来るかもしれません。でもカブトガニもヒトデも、そんなこと関係なしに生きているんですけどね。

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2004.03.22

タイ・レストラン

アメリカはさすが移民国家、いろんな国の料理のレストランがあります。お気に入りはタイ料理。

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先日行ったタイ・レストラン

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海中のイメージで統一されたインテリア
首長竜のオブジェ、照明はクラゲをモチーフ

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グリーンカレー、辛さは思ったよりマイルド
テーブルや食器にも魚の絵

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2004.03.21

職場のイベント

僕の職場は巨大でたくさんの人が働いていますが、僕の部署は人数も少なく、家庭的な雰囲気で仕事しています。昨日は、ボスの奢りでランチを食べに行きました。こちらでは歓迎会、送別会等の職場のイベントは日本と違って主に昼にやるようです。もちろんアルコール抜き。夜は親しい人と過ごす時間ということなんでしょう。皆さん、プライベートと仕事をきちんと分けて、プライベートを大切にした付き合い方をしているようです。これは変な湿っぽさがなくてスマートなやり方だなぁと思います。

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でも、せっかく自家製造のビアホールに来たのにビールが飲めないのは飲兵衛としては少し寂しかったり

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2004.03.20

モスラ

今日は職場の同僚の誕生祝いということで、近くのレストランへみんなでランチに行きました。隣の席の同僚が食べている料理を見ていたら何かに似ているなぁと。
う〜ん、何だっけ...Gotcha! モスラの幼虫。

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料理名を聞くのは忘れた。魚のフリッターらしいです。

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2004.03.19

定期購読

雑誌を年間契約して出版元から直接、定期購読するという制度は、もちろん日本にもあるのですが、アメリカでの定期購読でびっくりするのが、その割引率の高さ。
日本では雑誌を年間契約で定期購読しても値引きはせいぜい送料無料というくらい。場合によっては送料が必要で本屋に行った方が安いということになりかねません。ところが、アメリカでは定期購読での送料はもちろん無料。値引きは3割4割当たり前!ちなみに僕が購読しているMacWorld誌は1年契約の場合64%引き。通常料金の半額以下。つまりですね。本屋で5冊買うお金で12冊宅配してくれて、おつりが来るということなんです。契約期間が長ければ割引率も増してさらにお得。
どうしてこんな値引きができるのか、また、日本では、なんでできないのか、僕は両国の本の流通機構に関する知識を持たないので理由はわかりませんが、出版元と流通機構との力関係みたいなことなんでしょうか。

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そういえばMacWorld日本版って昔あったよなぁ

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2004.03.16

ペーパータオル

トイレで手を洗った後、アメリカ人はハンカチで手を拭かないというと驚きます?少なくともこの3ヶ月半、僕が職場のトイレで観察した分では、ほぼ100%の人がハンカチは使いません。
どうも、アメリカではハンカチは洟をかむ、または、涙を拭くものであって、濡れた手を拭くものではないようです。せっかく洗った手をハンカチなんかで拭くと汚れちゃうよってところなのでしょうか。それからハンカチは年寄りが使うものというイメージがあるそうで、若い女性にハンカチの贈り物というのは相応しくないらしいです。これも日本での感覚から言うとちょっと意外。
じゃあ、トイレで手を洗った後どうしているかというと、ペーパータオルで拭くんですねぇ。これもこの3ヶ月半、あちこち見た限りでは、公共のトイレでは、ほとんどのトイレにペーパータオルが設置されていました。ペーパータオルは置かずにハンドドライヤーだけを設置というのは、ほとんど見かけなかった。このペーパータオル、日本で見かける白いのを想像してはいけません。薄く茶色がかった、昔の藁半紙のような色です。まあ、手を拭く役には充分なのでいいのでしょう。それでも設置とゴミ処理に結構お金が掛かると思うんですけど。

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うちのトイレにペーパータオルは....置いてません

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ヤード・ポンド法

アメリカ生活での戸惑いの続き。それは単位系。
ISO (国際標準化機構)はメートル法、SI 単位系、いわゆるメートル法を使うように、つまり、長さ(meter)、質量(kilogram)を基本単位とするように勧告しているにもかかわらず、アメリカはいまだにヤード・ポンド法に固執している。学術論文はSI単位系に統一されているし、商品の表示には両方併記が増えているみたい。しかし、一般人の生活にはメートル法は全く普及していない。inch→feetは12進法、ounce→poundは16進法だし、どう考えてもメートル法の方が合理的で使いやすいと思うんだけど。

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道路の速度制限や距離表示、自動車のメーターもmile表記。頭の中で一旦変換しなくてはいけないのでどうしても反応が遅れちゃう。mile→kmは単純に1.6倍すればいいだけだからまだいいけど、同じ長さでも、例えば身長だとfeetとinchで表記するから172cmは172÷30.5で5余り19.5、19.5÷2.54=7.7 つまり、5feet 8inches ということに。何故か5.64feetとは言わないのね。しかも、長さも場合によっては1yard=3feet というのが混じってくるから、もう大変。温度に至っては華氏(℉)→摂氏(℃)は、華氏から32を引いて2で割りそれに1.1を掛けるというもの。天気予報で「明日の日中は70℉で過ごしやすいです」って言われても、70(℉)-32=38、38÷2=19、19×1.1=20.9(℃)という計算の後で、「うん、なるほど過ごしやすそうだ」って、その頃には天気予報は終わってるよ。やれやれ。
ISOはアメリカにもメートル法の実施を求めているけど、アメリカ人がメートル法を使うようになる日は来ないのではないかと思います。多分。

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2004.03.14

カラフル・サイエンス

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バージニア科学博物館のキッズ・ルームのタペストリー
ポップな色合いが素敵。置いてある玩具もちょっぴり科学の香り付きで、遊びながら、科学を身近に感じられるようになっています。といっても子供は学習なんて意識せずに純粋に遊んでいるんですけどね。

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科学博物館の展示。DNA二重らせんの分子模型
こちらも色遣いがおもしろい。吹き抜けの3階の天井にまで届く大きなもの。

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科学博物館に隣接するリッチモンド子供博物館(Children's Museum of Richmond)の案内板
青空によく栄えるポップな色合い。残念ながら閉館時間が過ぎていて中は観覧できず。

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2004.03.13

小切手

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アメリカでの生活で最初に戸惑うことのひとつは買い物の支払い。現金で支払うことや送金に銀行振込を使うことはあまりない。額の多少に関わらず支払いはクレジットカードか小切手がほとんど。送金も小切手を郵便で送付することが多い。しかも普通郵便。大丈夫なのかとちょっと心配しちゃうんだけど、こっちの人は全然気にしてないみたい。ふむ。
小切手帳なんて日本では自営業以外の人には馴染みが少ないと思うけど、映画でも小切手を書くシーンによくお目に掛かるように、こちらでは個人小切手は必需品。もちろん、僕も日本では小切手なんて使ったことなかったから、最初はドキドキ。書き方にちょいと作法があるのだけど、もちろん最初はわからないから教えて貰いました。でもいい歳して小切手の切り方も知らないというのは、アメリカ人にとっては意外なことのようで。
金額を書いてサインして、こんな紙切れでものが買えるなんて何だかちょっと不思議。でも、よく考えてみたら、普段使っている紙幣だって前もって金額が印刷されている以外は似たようなもんだね。そう言えば、知ってました?日本のお札には日本銀行印が印刷されているけど、アメリカのお札には財務省出納局長と財務長官のサインが印刷されています。文化の違いがここにも。
ドラマなんかで「君の好きな額を書きなさい」と金額が空欄の小切手を渡すシーンがあるけど、一度でいいからそういう目に会ってみたいなぁ。

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コンタフレックス

Contaflex IVは1956年にドイツのZeiss Ikonから発売されたレンズシャッター一眼レフカメラ。比較的小さいけれど全金属製でずっしり重い。今でこそあまり見かけないけど、レンズシャッター一眼レフは1950〜60年代にはそれなりに繁栄した形式でZeiss Ikonの他にもドイツKodakやVoigtlanderが製造し、ニューモデルが出る度にそれなりに進化した。しかし、複雑な機構と機能を発展させる上での構造的な制約が災いしてか、35mmフォーマットでは、結局、現在主流のフォーカルプレーンシャッター一眼レフとの生存競争に負けて淘汰されちゃった。現在では少し大きなサイズの中判フィルムを使う Hasselbladが生き残っているくらい。メカ・オタク的にはおもしろい機構なんだけど。でも、こう書くと生物の進化みたいですね。そう思って見るとデザインも何となくもっさりしてて有袋類的かも。
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Zeiss Ikon Contaflex Tessar 50mm f2.8

このContaflexは先日紹介したKodak Retina Automatic IIIやRetinetteと共にネットオークションで落札した「動作未確認ドイツカメラ5台」のうちの1台。実は5台のうち、まともに動いたのは、Retina Automatic IIIだけで、残りはいずれも動作に問題あり。でも、僕にとっては動かないカメラもお楽しみのひとつ。
こいつは一応、作動するけど絞りは、どこに設定しても開放状態。シャッターも随分のんびりとしか動かない。ならばということでシャッターを分解・洗浄・注油。動作を確認して再組立。こう書くと簡単そうだけど、実際は絞りやシャッターのメカニズムを理解するまでは試行錯誤の繰り返し。まぁ、それが楽しいんだけどね。最近はネットで情報が得られるのでとっても便利。

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修理が完了したら次のお楽しみはフィルムを入れて実際に写真を撮ること。露出計はへたり気味で当てにできなかったけど、そこは長年の勘で。その結果はこちら。元々ジャンクだし、あまり期待していなかったんだけど、いやはや驚きましたよ。すごい立体感。空気が写ると言われたZeissレンズの凄さですね。こうやってまたカメラの世界に溺れていくんだよなぁ。ズブズブ...

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Contaflex IV Tessar 50mm f2.8 (絞り8.0)/AGFA Vista100、Kodak PictureCDサービスでネガをスキャン。画像をクリックすると少し大きな画像を見ることができます。

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Panasonic DMC-F1 DC VARIO-ELMARIT 5.8-17.4mm f2.8-4.9 (焦点距離5.8mm(35mm相当)、 絞り8.0)
期せずしてZeiss vs Leica対決。コンパクト・デジカメとはいえ、これだけ見ると悪くはないと思うんですけどね。

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2004.03.12

ジョージ・ハリスン

昨夜、お気に入りのFM局Classic Rock/WWUZを聴いていてぶっ飛んだ。ゲストは何とGeorge Harrison。あのThe BeatlesのGerogeですよ。ライブ・イン・ジャパンの音源から曲を流す合間にDJとのトークあり、リスナーからの電話に応えたりと2時間程のスペシャル。でもね、「死んだはずだよ、お富さん!」(古
きっと声のそっくりさんなんだろうけど、完全にGeorgeになりきっていて声質だけでなく、話し方もそっくり。トークや質問に対する受け答えも破綻なく、いかにもGeorgeが言いそうだなということを答えていた。リスナーの反応もおもしろくて、誰もニセモノだなんて言わないんだよ。「ワォ!Georgeと話せるなんて感激!お元気ですか?」ってノリで、ホントのGeorgeとの会話を楽しむといった雰囲気だった。何かいいなぁこういうの。

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Apple iPodとBose WaveRadio/CDという組合せで音楽聴いてます。

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2004.03.11

バージニア科学博物館

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一昨日の日記に書いた廃線の駅はFredericksburg & Potomac鉄道 Broad Street駅。現在、建物はバージニア科学博物館(Science Museum of Virginia)として使われています。今も内部構造に駅だった頃の名残があって興味深い。博物館はどちらかというと子供向けで体験学習コーナーが充実していました。

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アポロ17号が持ち帰った月の石の破片。下の青いのはバージニア州の旗。

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スペースシャトルの耐熱パネル。なんか脆そう。もう欠けちゃってるし。

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Aluminaut号、アルミ製の深海探査艇。

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技術系の展示だけでなく、こんなのもいます。生命科学系の展示も充実しています。

ところで、museumとは語源をたどるとギリシャ・ローマ神話に登場する学問・芸術を司る9人の女神、Museの館という意味だそうです。ところが意外なことに、器楽や演劇、舞踏といった、その場限りの後に形を残さない時間芸術の女神ばかりで、今、普通に芸術として思い浮かべる絵画、彫刻、建築といったいわゆる空間芸術(美術)の女神はいなかったとか。このことを含めて美術館の起源を詳しく論じたページはこちら

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2004.03.09

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黄昏が始まる頃、人のいない駅でひとり汽車を待つのは寂しい。
何処に行こうと思っていたのか、待っている間に忘れてしまった。
いずれにせよ、廃線の駅に次の汽車は来ない。

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2004.03.08

春が来た

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ここ数日のポカポカ陽気に誘われて、アパート敷地内の山桜が昨日一気に咲きました。

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こちらは木蓮。いい香りがします。木蓮は英語でmagnolia。そう言えばMagnoliaというタイトルの不思議な味わいの映画がありましたね。

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2004.03.06

ロスト・イン・トランスレーション

Sofia Coppola監督、第76回アカデミー賞でオリジナル脚本賞を受賞したLost In Translation映画館で見てきた。日本ではGWに公開予定とのこと。
この映画は日本が舞台で、見る人が日本語が理解できないことを前提に作られているせいか、日本語のセリフにも英語の字幕は出ない。日本語がわかると、ちょっと微妙な印象を受けるかも。見終わって、何故か20年程前に見たJim Jarmusch監督の映画、Stranger than Paradiseを思い出した。なんか映像の冷え具合(って変な表現だけど)が似ていたように感じられた。そして、映画のイメージを反芻しつつアパートに帰る道すがら、確かに日本って変な国だよなぁと改めて考えていた。

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Sofiaのお父さん、Francis Copplaがカリフォルニアで経営しているNiebaum-Coppolaワイナリーのワイン。近くのスーパーで$14くらい。ミディアム・ボディで複雑な味わい。おいしかった。このワイナリーにはSofiaの名前を冠したスパークリングワインもあります。

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ヘリコプター通勤?

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いつものように職場の駐車場に車を停めて、ふと見た先にヘリコプター!しかも現役の軍用ヘリ、UH-60 Blackhawkが。日常の中の非日常の一瞬。例えるなら、幼稚園の庭に象がいるようなものか。ものすごい爆音で周囲を圧していました。
いくらアメリカといっても、さすがにうちの職場にヘリコプターで通勤する人はいません。種明かしは職場に隣接してバージニア州立大学の救急医療センターがあり、そこでの利用のため、駐車場の一角を区切ってヘリポートがあるという訳です。
日本だと「街中にヘリが離発着するなんて危険だ」と感情論で住民運動でも起こるところですが、アメリカだと「ヘリの事故なんて滅多にないのに対し、ここにヘリポートがあることで助かる命は多い」と論理的に考えるようです。

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2004.03.05

取扱説明書

取扱説明書、略して「取説」。何でも短縮すればいいってもんじゃないと思うけど広辞苑の新しい版では「とりせつ」は見出し語になっています。今や最新の家電品を使いこなそうと思ったら取説は必須。思えば30年くらい前の家電品は機能が単純だったし、一つのスイッチには一つの機能しかなかったので、ちょっと触ってみれば直感的に操作が理解できたものです。それで取説なんてあまり必要じゃなかったような気もします。
ところが最新の電化製品の取説は項目が多く、しかも説明がわかり難いと来たもんだ。これじゃあ読む気がしません。でも、たまに真面目に読んでみると「あっ、こんなこともできるんだ」なんて発見があったりするんですけどね。機能が高度化・多様化しても、機器のスペースの都合でむやみにスイッチやボタンは増やせない。それで少ないスイッチで多機能をカバーするには複数のボタンを組合せて押すか、液晶画面を使ったメニューを操作して多機能の迷路の奥深くに分け入っていくしかない訳です。これじゃあ正しい方向へ迷わず進むには地図つまり取説が必要なのは仕方ないか。やれやれ。

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約50年前のカメラ、Kodak Signet35の取説。各部位の担う機能は単純明快なので説明なんてほとんどいらないんだけどね。このカメラ、操作はすべて手動。これを面倒と思うか楽しみと感じるか。僕にとって旧いカメラには写真を撮ることを離れて、純粋にカメラを操作するという楽しみがあります。これが例えばビデオデッキだと番組を録画したいと思うだけで操作自体が楽しいとは思えないから不思議。

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Signet35の取説より。なかなかいい味出してる作例写真でしょ。

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2004.03.03

季節外れのプールサイド

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アパートにはプールがあり、住人は自由に使うことができます。もちろん、冬の間は泳ぐ人はいないんですけどね。でもシーズンオフも水は流し放しで、きれいに保たれており、いつでも泳げるようになっています。
もう少し暖かくなったら泳ごうかな。でもその前に腹を少し引っ込めなくっちゃ。

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監視員はいないので自分のリスクで泳ぎましょうとのこと。

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2004.03.01

ゴミ箱

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この緑に塗った鉄の箱がアパートのゴミ箱。敷地内にいくつか置いてあります。大きさ1.8x1.8x2.0m、側面のスライドドアからゴミを投げ入れます。大きなゴミには天井が蝶番で開くようになっています。週に2、3回、ゴミ収集車が回収に来るのですが、これが豪快でなかなかの見物。収集車からフォークが突き出て、それを両側面の鞘状の穴に突き刺してこの重い大きな箱を持ち上げ、そのまま半回転させてひっくり返し収集車後部にゴミを投げ込みます。うまい人はこれを一発で決めちゃいます。
ここでは全くゴミの分別をしません。ゴミはいつでも出せます。可燃ゴミも不燃ゴミも粗大ゴミもこのゴミ箱に入るものは皆一緒。ゴミ箱の中には、それはもういろいろなものが。テレビ、ソファを始め、テーブル、エアコンの室外機。玄関のドアと電気温水器のタンクが入っていたときはさすがに驚きました。収集したゴミはどう処理しているかちょっと気になるところ。日本に帰ったらきっとゴミ分別のギャップに悩むんだろうなぁ。

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