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2004.02.11

ダイレクトメール

photo/P1030251L

ときどき郵便受けにどっさりとダイレクトメールが入っています。ほとんどはろくに見もせずにゴミ箱行きなのですが、先日おもしろいものを見かけました。歯科医院の広告です。このチラシに曰く、「昨年、歯の検診を受診されていなければ、もしかしたら治療が必要な箇所があるかもしれません。治療が複雑で高額になる前に、今、検診を受けましょう。検診とレントゲン写真2枚は無料です($150相当)。歯の漂白は半額です(通常価格$400)。」だそうです。日本では医療機関の広告に対して細かい規制があるので、ダイレクトメールでチラシ配布なんてことは少し微妙です。ましてや「検診無料」とか「治療費半額に」なんてことは宣伝できません。それにしても通常は歯科検診で$150(15000円くらい)も請求される(できる?)のですね。日本だと治療を伴わない歯科検診のみはほとんど無料サービスに近いというイメージですもん。
アメリカでは日本と異なり歯科治療は社会保険でカバーされていません。また、医療保険でも歯科をカバーするものは掛け金が高いので、大多数の人は入ってません。つまり、歯科についてはほとんどが私費診療ということになり、処置が必要となると高額の治療費を請求されるそうです。そのため自己防衛として、たとえ$150程費用がかかろうとも定期的な歯科検診を受診する方が多いようです。また歯医者さんの側にも患者さん獲得を巡って熾烈な競争があるそうです。それでこういうチラシがあるのだろうと思いました。これまでの日本の医療は行政とも同業者とも持ちつ持たれつの、いわゆる護送船団方式でしたが、これからはアメリカ同様に荒波の中を周囲の同業者を押しのけながら、自分の才能と努力を頼りに進まなくてはならなくなるのでしょうか?高度な専門知識や技術に対して正当な報酬を要求できないというのでは困りますが、競争原理が働いて全体のレベルが向上することはどんな業種についてもいいことだと僕は思います。

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